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「幕が下りたら名前を呼んで」篠崎マイ先生

商業BL漫画

《属性》スパダリ素質を秘めた出張ホスト攻め×臆病で自己肯定感の低い俳優受け
《設定・世界観等》出張ホストとお客さんという立場で出会ったふたりが、心の柔らかい部分を知って本当の恋人になるまで。

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あらすじ

舞台の上とは違う俺でも、欲しがってくれる…?
出張ホストのアルバイトをしている大学生の翔太は、初めて観劇した舞台で“浅川昂輝”という俳優に目を奪われる。その後、出張ホストの客として現れた“昂輝”こと“昴”の相手をすることになった翔太は、昴を甘やかし体で満足させる。

最初はゲーム攻略の感覚だったが、舞台の上とは違う、臆病で自己肯定感が低い、それでいて痛々しいほど懸命に仕事に向き合うリアルな昴の姿を知るにつれ、ホストと客という関係にジレンマを覚えはじめて…?

おすすめポイント

初心者さん
おすすめ度
えっち度読みやすさ度
(絵柄の癖)
★★★★★ (5/5)★★★★☆ (4/5)★★★★★ (5/5)
設定上体から始まる関係ではありますが、終始お互いへの想いが丁寧に描かれた繊細なストーリーなので、BL初心者さんにもおすすめです。
専門的な描写が少ないので芸能系BLとしてもライトに読めると思います!
どれも甘やかすような優しいえっちシーンで、心まで蕩ける受けを堪能できちゃいます。
攻めは出会いから既に受けに惹かれつつあるので、最初から最後まで恋人のようなゆったり甘えろ♡
髪の流れまで繊細に描かれた柔らかな絵柄で、表情の変化が多彩なところも魅力的です。
美しい人物に加え心理描写やトーンが丁寧に施されていて、心の動きが優しく流れるように伝わってきます。

感想※以下ネタバレあり

舞台俳優の受けのプライベートな姿と出会うことになり、その危うさやひたむきさを知ってどんどん惹かれていく攻め…こんなのなんぼあってもいい!な展開からのスタートなこちらの作品。

臆病で自己肯定感の低い受けが、攻めの前でだけは俳優としての自分の殻を脱ぐことができる。

心の帰る場所を得て強くなる受けと、胸を張って好きな人を支えるために変わろうとする攻めの姿が描かれた、繊細で心響く一冊でした。

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自分のやりたい事や叶えたいことと、周りが望む自分とのギャップに苦しむ受けの姿は、読者側も現実で何かしら共感できる部分があるのではないでしょうか。

そういったジレンマを抱える中で出会った攻めのお陰で、本当の自分を無理に消すことなくちゃんと受け入れ前に進むことができた受けの姿に、思わずうるうるっときてしまいました…。

こんなに自分と向き合って必死に足掻いている受けを知ったら、そりゃ攻めも変わりたいと思うに決まってますよね。

好きな人の隣には胸を張って立ちたいですもの。

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そして個人的には、物語終盤で無事ふたりが結ばれた後、受けが攻めに会いに行く場面のセリフがとても良くて刺さりました。

俳優としての自分ではなく本来の自分を預けたい、そんな受けが「大事にしてくれるって知ったから お前に会いたがって俺の邪魔するんだ」なんて、そんな殺し文句他にありますか?

“本当の自分がお前に会いたがる”という表現が、受けの生粋の演者らしさを感じてグッときました…!

ここまでお互いに相手しか見えてない相思相愛カップルなら、この先に忙しさゆえのすれ違いがあったとしてもきっと大丈夫!そう思える二人です。

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心の強ばりが解けたあとの素直な受けがとっても可愛くて、甘やかし御奉仕型年下攻めとの相性も抜群なので、今後もきっと末永く受けは可愛がられ続けることでしょう!

自分にとって相手の存在が心の帰る場所(安心できる唯一)であり、相手にとっても自分が同じような存在になれますように。

そんな恋愛の良さを感じられる、心が解れるような優しい作品です♡

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