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「后宮のオメガ」露久ふみ先生

商業BL漫画

【全てを諦め嫁いだ受けが、夫を信じ国を救う後宮オメガバース】

《属性》王としての才覚を持つ硬派で一途なα攻め×己のバース性を忌み嫌う年上美人Ω受け
《設定・世界観等》政略結婚により出会う攻めと受けが、互いの存在を支えとしながら王位奪還を目指す後宮ファンタジー

初心者さん
おすすめ度
えっち度読みやすさ度
(絵柄の癖)
★★★★★ (5/5)★★☆☆☆ (2/5)★★★★★ (5/5)
設定が山盛りの贅沢作品ですが、上下巻ものなのでどれもしっかり描かれていて、置いていかれることもありません。
オメガバ設定もシンプルなので読みやすいはず!
上巻にはえっちシーンなし、下巻も最後のみです。
えっちシーンをメインで楽しみたい方には向かないかも。
でも、心の繋がりの強さを一際感じられる純愛ものです。
表紙からも分かる美しい絵柄で、背景の書き込みが多くないシンプルな作風です。
露久先生らしいアンニュイな雰囲気ただよう、少し浮世離れしたような絵柄が特徴的。

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王族に生まれたΩとしての役割を果たすべく、同盟国の王子・ハーリドと政略結婚をすることになったΩのイリヤ。

ですが、結婚して少しずつ心を通わせていた矢先に、ハーリドが賊に襲われて死んだとの知らせを受けます。

もう既にここまででハードモード展開ですが、これまでΩとして虐げ蔑まれてきていた受けは、初めて自分を受け入れてくれた攻めを想う、その気持ちだけを支えに自分なりの戦い方を模索し始めます。

上下巻をしっかり使った作品なので、想いを通わせるまでのストーリーや、王位争いでの他国や国内の動き、オメガバース作品らしいヒートによるすれ違いなど、多くの設定も上手く盛り込まれ読み応え抜群でした。

また、作品最初から登場する侍女スゥヤと受けイリヤとの信頼関係がとても素敵で、スゥヤの存在がイリヤをより強く奮い立たせ支えていたのだと感じました。

そしてやはり、自分のことを何の迷いもなく綺麗だとおまえがいいと求めてくれた攻めを、いつ何時も忘れられず、貰った言葉を支えに戦う受けの姿には胸が締め付けられます。

ストーリー全体を通して、受けが攻めのためだけに己を捧げ強くあるという、健気さや気高さがしっかりと描かれた作品でした。

それだけに、攻めが8年の歳月を経て更に人を惹きつけるオーラを持つ強き王子となって現れたシーンでは、受けと同じくらいドッキドキしてしまいました。

やっと、やっと、受けが報われる…と、思ったのもつかの間。ここから2人に安寧がもたらされるまでにはまだ少しあるのですが、読者としては2人が揃っただけでも心が軽くなりますよね〜。

この後も受けの強さが際立つシーンがたっぷりあり、だからこそ攻めとのえっちシーンで快楽に溺れる受けの可愛さも引き立つと言うもの。

結ばれるまでに時間がかかったからこその、多幸感と安心感でした。良かったね2人とも。

また、まるで建国記を思わせるようなラストの描き方が物語として美しく、2人がどれだけ民に愛された皇帝・皇后だったかを連想させます。

願わくば、2人が結ばれ平和な国となったあとの物語も読みたいなと思わずにはいられない、没入感の素晴らしい作品でした。

物語の設定がしっかり描かれた作品を好む方にもおすすめしたい、後宮ファンタジーBLです♡

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