《属性》死を司る精霊の加護を持つ孤独な王弟攻め×精霊に愛される癒し系薬師受け
《設定・世界観等》人々がみな何かしらの精霊に愛される世界。転生者であるが故に、受けには精霊の守護がない。
あらすじ
≪精霊に愛される薬師と、孤独な王弟が織りなす、珠玉の癒し系異世界トリップファンタジー≫
ハーバリストの母の店を手伝うごく普通の高校生だった星野和は、ある日突然、精霊と人間が共存する異世界・オルレウィンへと迷い込んでしまった。オルレウィンでは、人は皆何らかの精霊の守護を受け、その能力を生かして生きている。だが、外の人間であるナギには精霊の守護がない。村の神殿に保護され、母との暮らしで得たハーブの知識を生かし、ハーブを調合し人々を癒す「薬師」として働き始めることになったナギ。それから四年、森の村コイドウィッグの神殿の一角を借り、優秀な薬師として生活するナギは、その技量もさることながら、やさしく穏やかな人柄で人々を癒し、広く慕われていた。そんな中、国を治める「金の王」が不調のため良い薬師を探しているという、「白い死」と畏怖される死を司る精霊の加護を持つ王弟グウィンが現れ、ナギを薬師として正式に王都クフォイスへ招きたいと申し出て――?
おすすめポイント
| 作品テーマ | 読了カロリー | 癒され度 |
|---|---|---|
| 転生・精霊・癒し | ★★★☆☆ (3/5) | ★★★★★ (5/5) |
攻めのこれまでの人生を想像すると胸が痛みますが、ストーリーあくまでも過去ではなく今と未来を描いているので悲しい展開は少なめ。 大きな事件が起きるようなストーリーではありませんが、ゆっくりと育まれた二人の恋心の移ろいが丁寧に描かれていて、胸が暖かくなる癒し作品です。 | 一見ファンタジー要素をたっぷり詰め込んだ設定ですが、登場人物も能力設定もシンプルなので読みやすく、二人のゆっくりと育まれた恋愛感情に集中することができます。 読後感のほっと暖かくなる感覚はまさにハーブティーの様な読了感ですね。 緩急の優しいストーリーなので読みやすく読了カロリーは軽めです。 | 転生者として迷い込んだ世界で、前世の知識を活かし、ハーブを調合し人々を癒す「薬師」として働く受け。そんな受けのやさしく穏やかな人柄には、攻めや村の住人だけではなく読者まで癒されること間違いなし! 柔らかく包み込むような愛を持つ受けだからこそ、攻めの心も和らぎ恋に落ちたのだろうな、と納得のカップルです。 |
感想※以下ネタバレあり
『癒し系異世界トリップファンタジー』という、まさに純真な愛に癒されたい日に読んで欲しいこちらの作品。
転生前の知識を活かしながらも、チート能力というわけではなくあくまでも努力と人柄でその地に馴染み慕われ生きている受けに、とても好感が持てました。
暖かく柔らかな受けが魅力的で、そんな受けに癒され強く惹かれているのが今作の攻めでございます。
お互いに既に惹かれあっているところから物語が始まりますが、決して「お互いどこに惹かれあったのかな?」なんて思わせない夕映先生の素晴らしい表現力には唸るばかりでした。
\気になるこの作品…読むならRenta!/
癒し癒され心の支えとなっている2人の関係性は、確かめ合い言葉として「恋人」となる前から既に、唯一無二の存在として強く結ばれているのがよく分かります。
とんでもない大きな事件が起きて、なんていうストーリーではありませんが、だからこそ受けと攻めが積み上げてきたこれまでの時間と恋情が想像できて、じわじわと胸が暖かくなる作品でした。
それぞれの孤独を互いの存在が癒しあい、ゆっくりと育まれた恋愛感情が眩しくて、読後感のほっと暖かくなる感覚はまさにハーブティーの様です。
さすが精霊に愛された薬師…読者までまるっと癒してしまう天性の受けでしたね。
今日は心休まる暖かな恋心をゆったり味わいたいな、なんて日にピッタリな心を解す癒し系BL小説です♫







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