【初めての恋を紡いだ、まるで瑞希先生の私小説を読んでいるかのように思わせる文芸BL】
《属性》書店勤めの無自覚世話焼き絆され攻め×生活能力ゼロ&恋愛赤ちゃんな文芸作家受け
《設定・世界観等》書店員×作家の鉄板CPに加え、攻めが受けのミューズになっている王道萌え作品です。さらにこちらも鉄板な『作家=変わり者』な設定は、恋愛面の超絶ピュアさに全振り仕様♪
| 初心者さん おすすめ度 | えっち度 | 読みやすさ度 (絵柄の癖) |
|---|---|---|
| ★★★★☆ (4/5) | ★★★★★ (5/5) | ★★★★★ (5/5) |
| 文学作品を思わせる世界観で、まるで私小説を読んでいるかのような感覚を味わえる今作。 CP設定は王道ですが、一味違った世界観を楽しみたい方におすすめです。 | 恋愛赤ちゃんの瑞希先生が描いた私小説のように作品が展開していくので、両想いえっちまではじっくり進みます。 が、えっちから始まるストーリーで、途中妄想シーンなどもあり、えっちシーンはしっかり多め♡ | 細めの線で繊細に描かれた美しい絵柄で、文芸BLストーリーと相性抜群です。 肉感がリアルなので、えっちシーンの描写は特におすすめ&圧巻です! サラサラと靡く細い髪の毛の描き方が美しい特徴♫ |
\気になるこの作品…読むならRenta!/
受けの奇人行動によりぶっ飛んだ出会いを果たす2人ですが、愛し合うまではかなりスムーズに進みます。
そして翌朝目が覚めた後の、受けが恋心とミューズに出会い言葉が溢れ出す瞬間は、庇護欲を掻き立てられるような、なんとも愛おしいシーンです。
攻めは割と早い段階から恋心を自覚しているようで、そこからのいじらしい世話焼きっぷりに、BL読者としてはスパダリの素質を秘めているように感じてなりません笑
一方の受けは恋愛面において、赤ちゃんといっても過言ではないピュアさで、初恋も芥川龍之介という生まれながらの作家。
そんな受けが、文字に紡ぎながら少しずつ恋心のカタチを掴んでいくように展開するストーリーに、読者としても暖かく純粋な気持ちになって読むことができます。
また、今作最大の特徴は、受けの心理描写の描き方かと思います。
文芸作家という設定を否応なく感じる文章表現に、まるで瑞希先生が描いた私小説を読んでいるかのような錯覚に陥ってしまいます。
きっとこんな風に、攻めとのこれからも紡がれ描かれていくんだろうな、なんて妄想が浮かんでいきますよね。
自らの内側を文字として紡いでカタチにしていくのは、まさに最大級のラブレターのようで。
それを「いつかキミに読んでほしいと思うが読まなくてもいいんだ。キミの思うがままに」なんて。いじらしすぎる。
読み進めるうち気付けば、受けの感受性の中に居るような不思議な感覚になっていき、この作品の世界観にすっかり虜になること間違いなし!
この癖になる読み応えをまだまだ味わいたくて、2人のその後も受けの紡ぐ言葉で教えて欲しいと思ってしまいます。
続編を期待してしまう、不思議な読後感を味わえる素敵な作品でした。



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