《属性》自分の全てを捧げる一途守護獣攻め×心を閉ざしたトラウマ持ち神官受け
《設定・世界観等》物語の舞台は神々を戴くカルデア王国。神殿の神官に半獣民の守護獣を捧げる決まりがあり、神官は神の力を借りて揮うことができる世界。
あらすじ
神々を戴くカルデア王国。その北部の山脈に住む半獣民で黒狼のクロは、戦いの神を祀るニヌルタ神殿の主神官・エテルの守護獣に選ばれる。主神官は神殿において最も高位にあり、守護獣はその護衛役だが、まだ身体が小さなクロは戦力外とみなされ、形式だけの守護獣に留まっていた。それでもクロは美しく有能な主君のため、必死に鍛錬を積み、少しでも認めてもらえるよう努力を重ねる。しかし、当のエテルは人との距離感が淡泊で、感情を表に出さず、クロにまったく関心を示さない。そればかりか「私の領域に踏み込んでくるな」と激しい拒絶を露わにされる。実はエテルには信頼していた守護獣を身代わりに喪った過去があるらしく…?
おすすめポイント
| 作品テーマ | 読了カロリー | 純粋度 |
|---|---|---|
| 主従・獣人・成長 | ★★★☆☆ (3/5) | ★★★★★ (5/5) |
| まだ幼いことを理由に思うように受けを守ることが出来なかった攻めの、心と体の成長を丸々描いた作品で、全ての原動力が受けへの想いという紛うことなき溺愛モノ。 受けのためだけに、恋心さえも抑え込んで己を鍛える姿がいじらしい! | 攻めの成長と受けの心の変化にフォーカスされた作品で、邪魔者などが出てこないのであっという間に読めちゃいます。 今日は何も考えずに想い合う二人を楽しみたい!そんな日におすすめしたい、ウブで可愛い獣人主従BLです♫ | まさに幼い頃からずっと貴方だけ!な攻めの忠誠心と恋心を描いた作品で、『当て馬なし・過去の恋人なし・経験なし』なので安心して攻めの成長を応援することができます! 臆病になっていた受けも、これだけ必死に想われたら、絆されてしまうのも仕方がないですよね~! |
感想※以下ネタバレあり
守護獣として選ばれたまだ幼い攻めが、自分の主への想いを募らせながらひたすら守っていく、The王道ストーリーが楽しめる主従BL。
しかもこちら、幼い攻めが成長し大人の男として受けを愛するまでを丸っと描いてくれている『攻めの人生全てが受け』という、ひたむきで大きな愛を存分に味わえる作品です!
人によっては受けが急に攻めを受け入れたことに「えっ?!」となってしまうかもしれませんが、家庭環境ゆえに愛されることを知らない(慣れていない)受けの心の壁にリアリティがあって個人的には好きでした。
恋心ってふとしたきっかけで気付いてしまうといいますか、急にドスンと深いところまで落ちたように思えても、自覚がなかっただけで本当はもっと前からすっかり落ちていたり…
攻めがもう本当に真っ直ぐ受けのことだけしか想っていないので、そういう自分に混乱してしまう受けの姿を安心して拝める作品でした。
主従BLといえば、身分差で何度もすれ違ったり、切なすぎる勘違いが起きたり、周囲からの反発があったりなどなどが鉄板かと思いますが、今作は攻めの成長と受けの心の変化にフォーカスされているので、二人の不慣れな恋心だけに集中して読み進めることが出来るのもおすすめポイントです。
個人的にはせっかくの獣人モノですから、もっともっとモフモフを味わえるエピソードが溢れていても…とオカワリしたくなってしまいましたが…
慎ましやかなモフモフの触れ合いからしか摂取できない、不器用な受けのいじらしい可愛さが味わえるのでそれもまた趣深いというものでしょう♡
『当て馬なし・過去の恋人なし・経験なし』な真っ新な受け攻めの、ウブで可愛い成長ストーリーを読みたい方におすすめしたい、The王道な獣人主従BLです!




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